カタルマンが語る

アニメ、漫画、ゲーム、特撮が好きな男が好きな作品について語るブログ

友情は心の栄養だ。仮面ライダーフォーゼを語る

 

どうも、一月につき一回更新のノルマを達成できるよう頑張っているカタルマンです。(尚今回は達成できたとはいえませんね…すいません)今回のブログでは私の思い出とともに作品を語っていこうと思います。その作品は…

 

仮面ライダーフォーゼ」です

 

 

 

仮面ライダーフォーゼとは

仮面ライダーについてあまり詳しくない方のためにまずは仮面ライダーフォーゼという作品について軽く説明をさせていただきます。

仮面ライダーフォーゼは仮面ライダーシリーズにおいて平成ライダー13作目(もしくは平成2期ライダー3作目)の作品であり記念すべき仮面ライダー40周年記念作品でもあります。放送時期は2011年9月~2012年8月まででした。テーマは宇宙と学園生活…

え?宇宙と学園生活!?

と思った方々、安心してください合わないようなテーマではありますが、仮面ライダーではよくあることです。(武将とフルーツとか、医者とゲームとか…)

さて、そんな作品ですが…この作品の真のテーマは「友情」です。どんな内容なのか気になってきた方々もいるでしょう。ではあらすじの紹介から始めたいと思います

 

あらすじ

天ノ川学園高校に転校してきた友情を重んじる高校2年生如月弦太朗。彼はそこでかつての幼なじみ城島ユウキ、そして虚弱体質な同級生、歌星賢吾と出会う。そんな中弦太朗は転校初日に怪人、ゾディアーツに襲われてしまう。そんな彼は賢吾に助けられる。しかし、ゾディアーツを倒すことができなかった賢吾はゾディアーツと戦うための力であるフォーゼドライバーを使用しようとするが、虚弱体質な賢吾がドライバーを使用するのを止めようとするユウキ。そんなとき、その場に現れた弦太朗にドライバーを奪われる。弦太朗はドライバーの使用方法をユウキに教わりフォーゼに変身しゾディアーツと戦う。

その後賢吾との衝突を経つつも弦太朗はゾディアーツを撃破し、ゾディアーツから学園を守る秘密の部活「仮面ライダー部」を結成するのだった。

そんな弦太朗と衝突しつつも絆を紡ぎライダー部のメンバーとして協力していく少年少女の物語…それこそが仮面ライダーフォーゼなのである!!

 

都市伝説仮面ライダー

…見出しを見てなにそれ?って思う方もいるとは思います。簡単に説明しますとこの都市伝説仮面ライダーとは、この仮面ライダーフォーゼの世界観に存在する都市伝説です。町の危機を人知れず救う仮面のヒーロー、仮面ライダーの存在が都市伝説としてこの世界には広がっているようです。それを聞いた弦太朗はそれ以降「仮面ライダー」フォーゼと名乗るようになりました。ちなみにその都市伝説仮面ライダーを語るシーンにて登場した仮面ライダーたち…かつて実際に活躍していた仮面ライダーたちでした。こういう設定もやはり仮面ライダー40周年記念作品という記念すべき作品だからできたことなのかなぁと思いましたね。ちなみに、仮面ライダーという存在を知るまでフォーゼの技はロケットドリルキック、ロケットドリル宇宙キックといったものでしたが、自らが仮面ライダーと名乗るようになってからは技名の前にライダーとつけるようになりました。様々な作品において仮面ライダーって様々な存在になりますが…とうとう都市伝説にまでなっちゃったよ、仮面ライダー

 

フォーゼと私

さて、ここでいつもなら作品の解説、完走を語るのですが、正直今回の感想いつも以上に主観マシマシの感想になると思います。なぜそうなるのか…それはこの作品を見ていたリアルタイム時代の私の思い出補正がかかっているためです…

尚、この項目は単なる自分語りからなる項目のため単純に作品の感想などを見たい方はこの項目は飛ばしても問題はありません

仮面ライダーフォーゼ放送当時、私は高校2年生でした。そして…フォーゼを見るまで私は平成ライダーはおろか仮面ライダーシリーズについてほぼ無知でした。というよりも正直仮面ライダーが少し苦手でした。その理由なのですが…私は元々平成ライダーを放送していた時間帯の作品『ビーロボカブタック』や『テツワン探偵ロボタック』、『燃えろ!!ロボコン』が好きでした。それらの作品はコンセプトとして人間とロボットが友達として協力して問題解決を目指したりライバルロボットと戦うといった内容でした。その戦いもいわゆるスポーツ的なもので仮面ライダーなどで描かれる戦いとは異なっていました。そんな中、2000年、あの作品が始まります。そう、『仮面ライダークウガ』です。所見の頃の私はクウガを見てかっこいいなという印象を抱きながらも画面の暗さ、音の激しさを見てかっこよさ以上に怖さを感じてしまいました。その結果、私はその後の仮面ライダーシリーズに対しても恐怖をなんとなく感じました。今ではクウガに対する怖さはなくなったものの、実はクウガは1話も見たことないんですよね…(他のライダーは友人にDVDで飛び飛びではありますが見せてもらったものもあります)

そんなこんなで仮面ライダーを見ていなかった私ですが、当時高校の友人と先輩が仮面ライダーの話で楽しげに盛り上がっている姿を見て「俺もあの輪に入りたいな」と思いました。その後、仮面ライダーを初視聴した私ですが…めっちゃのめり込みました!!

その理由が、先ほども書いたとおり私の当時の学年…高校2年という点です。これ、弦太朗たちと同じなんですよね。そして、そんな弦太朗は様々な仲間たち、そして天ノ川学園高校の生徒たちと友情を築いてきました。一方の私も仮面ライダーを見たことにより高校生活はもちろん、その後の生活でも様々な友人を作ることができました。だから、いろいろと弦太朗たちと自分自身を重ねることがあるんですよねぇ…

そういう背景もあり私にとって仮面ライダーフォーゼという作品はただ好きな作品というだけでなくとても思い出深い作品となっているのです…

だから、めちゃ主観はいってるので突っ込み入れたくなっても少し目をつぶってね(お願いします)

 

みどころ

今回からはネタバレ配慮の感想は書かずに最初からネタバレ全開でみどころを綴っていこうと思うのでご注意をよろしくお願いします…

まずは、誰とでも友人になろうとする如月弦太朗の姿勢。ここにみどころを感じました。あらすじで語った通り弦太朗は友情を大切にする男です。その夢は天ノ川学園の全員と友達になること…壮大だなほんと。そんな彼は最初は様々な生徒にあきれられていました。しかし、そんな彼も次第に様々な友人を作っていきます。そして、弦太朗の活動を助けたいと思った一部の人物たちは彼の設立した仮面ライダー部に入部します。この友人を作る過程がなかなか見ていて楽しいんですよね。最初は正面からぶつかって、対立しつつも、その相手の本質を掴むとその一人の人間に寄り添いそして友情を築く…普通のことのように見えてこれができる人って少ないんじゃないですかね。自分自身、友人に対して隠し事無く本来の自分自身で接しているかと聞かれると、まぁ…できませんよね。勿論、それができなければ友人じゃないというわけでもありません。ですが、自分を晒し、相手を知る。それができる如月弦太朗は大物だなぁと感じましたね。

 

そして、2つ目のみどころは弦太朗をとりまくライダー部のメンバーの魅力です。ライダー部のメンバーは

・ライダー部設立の立役者でありフォーゼに変身するバッドボーイ、如月弦太朗

・そんな弦太朗の幼なじみであり賢吾の理解者でもある宇宙オタク、城島ユウキ

・戦闘面でのサポートやフォーゼの用いるスイッチの調整を行うライダー部のブレイン的立ち位置、歌星賢吾

・天ノ川学園高校のクイーンでありカリスマ、風城美羽

・学園一の情報通で臆病な一面もあるがやるときにはやる男、JK(神宮海蔵)

・学園のキングであり、時にはフォーゼとともに戦う勇敢な男、大文字隼

・勘が鋭い不思議系ゴス少女、野座間友子

・二人目の仮面ライダー、メテオに変身する交換編入生であり拳法の使い手、朔田流星

となっています。

ユウキ以外のメンバーは最初は弦太朗に対しての関心は無かったのですが、彼の一直線なアプローチに次第に心を開いて聞きます。その結果、ライダー部のメンバーは皆弦太朗と「友情の証」を結び真の友になりました。友情の証とは簡単に言えば弦太朗が友人と行う挨拶のようなものです。やり方は簡単。まずは普通に握手。その後腕相撲をするような感じで握手。お互いの拳を正面からぶつける、拳を上下にぶつけ合うという一連の行為を指します。…説明が下手で申し訳ないです。話を戻しますが、そんなライダー部の面々ですがそれぞれ得意分野が異なり、それぞれの分野で弦太朗を助けてくれます。そして、友情を紡いだ後にも彼らに焦点を当てたエピソードも存在しますし、ライダー部のメンバーは影の主役といってもいいでしょう。

そして、このライダー部のメンバー…弦太朗と流星を除いたメンバーにはとある共通点があります。それは…皆名前が栄光の7人ライダーに関わる名前となっているのです!!栄光の7人ライダーとは、仮面ライダー1号仮面ライダー2号仮面ライダーV3ライダーマン仮面ライダーX仮面ライダーアマゾン仮面ライダーストロンガーの7人を指します。ヒントとしては

賢吾:1号の変身者の名前

ユウキ:ライダーマン変身者の名前

美羽:V3変身者の名前

JK:X変身者の名前と関連

隼:2号の変身者の名前

友子:アマゾン

となっています。気になった方は是非調べてみてください

 

そして3つめのみどころは、彼らの学園生活です。このフォーゼという作品。仮面ライダーという作品である以上に学園ドラマとしての側面が強く描かれています。そのため、戦いだけでなく彼らの放課後、部活動といった授業外の活動や学園祭、修学旅行、卒業式といった学校行事を絡めた話の展開がされていきます。それにより視聴者もまるで弦太朗達とともに学園生活を送っているかのような感覚を味わうことができる(いいすぎかな?)

また、このフォーゼという作品。舞台は日本なのですが弦太朗達が通う天ノ川学園高校はスクールカーストやプロム(卒業式後に行われるダンスパーティ)といったアメリカンハイスクール的要素がふんだんに盛り込まれている学校なんですよね。その点は人を選ぶポイントになるのかなぁ…なんて思う部分でもありますが、その点を除いても1年通してこの作品を見続けることで、まるで弦太朗達とともに学園生活を送っているような気分になれる…これは、他の仮面ライダーシリーズでは味わえない要素なのではないでしょうか。

 

まとめ

というわけで仮面ライダーフォーゼについての語りはここまでとなります。今回は今まで以上に私の思い出補正が強い語りとなりましたが、今回の記事を見て少しでも仮面ライダーシリーズや仮面ライダーフォーゼに興味を持ったという方がいましたら、是非観てみてはいかがでしょう。

他にも好きな仮面ライダーシリーズはあるので機会があればそちらについても片手行きたいと思います

 

…といいつつ、次回も仮面ライダーについて語っていきたいと思います。一体何のライダーについて語るのか、そして、オサボりマンの私が早めに投稿できるのか…乞うご期待

 

というわけで今回はこのあたりでおしまいにしたいと思います。また次回お楽しみに。カタルマンでした。